北総中央用水 29年度畑地かんがい推進モデルほ場設置事業 山武市実門地区
         
                 
   本事業は平成26年度から5ヶ年事業です。総事業費11千万円、受益農家12戸、受益面積12haとなっています。

当該事業の目的は「畑地かんがい導入による野菜農家の経営安定」です。しかし、当地区では昭和52年から共同井戸による畑地かんがいを実施してきました。このため、畑地かんがいについては一定の技術を習得しています。

 一方、この地区は受益対象農家12戸の内8戸が、「さんぶ野菜ネットワー」クに加入している有機栽培農家です。有機栽培は昭和60年ごろから取り組んでいます。当初は選別規格もだいぶ緩かったようですが、現在は通常栽培の市場規格並みの品質を求められています。

 このため、栽培品目や面積に大きな特徴が見られます。
 @病害虫を極力出さないために連作はしない。    
 A結果 多品目栽培となっている。
 B1品目当たりの面積が小さい。
 C多品目栽培ではあるが、病害虫対策が比較的安易な品目を導入している。
 Dすべての作物に関して除草が大きな手間となっている。

このような背景から、畑地かんがい活用した新品目導入や畑かん技術の検証を行っています。

有機栽培における新品目として「ハウス夏ネギ」栽培技術の確立が当面の大きな目的となっています。畑かん技術検証として作業日誌の集計と収穫物調査の結果から判断しています。

 これらの事業を農業事務所と連携をとりながら進めています。