本事業は平成26年度から5ヶ年事業です。事業実施面積12ha、受益農家12戸、総事業費11千万円の事業の基本事業となっています。
基本計画は「地区内に野菜作を対象としたモデルほ場を設置して、省力化と高収益に結びつく畑地かんがいの実践をめざし、水利用技術・作物栽培管理技術の確立とその啓発・普及を図る」としています。
一方、この地区は受益対象農家12戸の内8戸が、さんぶ野菜ネットワークに加入している有機栽培農家です。
畑地かんがいと有機栽培については既往のデータも少ない中、基本計画を遂行するため、秋冬ニンジンにおける太陽熱消毒の検証と、ハウス栽培による5月出荷ネギの栽培試験を、農業事務所と連携をとりながら実施しています。
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